📝 かけっこ振り返り
効率的な身体の動かし方、特に地面に力を伝えて推進力を得る方法についてをテーマに行いました。
体重計を使った実験で力の変化を体感的に学び、しゃがむ速さや腕の振りといった体の動きが地面に加える力をどう変化させるかを説明。
この原理を走りの一歩一歩に応用し、歩幅を広げるのではなく、地面に伝える力を大きくすることで推進力を高めることを目指します。
練習の後半では、ケンケンやリレー、回転を取り入れた様々なドリルを通じて、学んだ理論を実践的に習得することを目的としたトレーニングを行いました。
🔖 知識点
1. 体重の変化と力の伝達の原理
- 体重の変化のメカニズム
- ジャンプで体が宙に浮いた瞬間は見かけの体重が減り、着地した瞬間は増える。
- 速くしゃがむと地面にかかる力が大きく変化する。ゆっくりしゃがむ場合は変化が少ないが、速く動くことで体重計の示す値が大きく変動する。
- 腕を上から下に振るだけでも、その瞬間に地面へ伝わる力が変わり、体重が変動する。
- 力を大きくするための身体の使い方
- 地面にかかる力を意図的に変えることで、前進する力やジャンプ力など運動パフォーマンスを高められる。
- 走る動作は、この体重移動を片足で連続して行うことに相当する。
- 下半身の動きと腕の振りなど上半身を同調させることで、パワーを一気に増大できる。
- 推進力を高めるための意識
- ストライドは足を無理に広げて大きくするのではなく、「地面に大きな力を加えられた結果として大きくなる」という意識が重要。
- 腕だけでなく頭の重さを含む体全体の重さを利用し、波を作るようにリズミカルに地面へ力を伝えることで、一歩ごとの推進力を強くする。
2. 走力向上のための実践トレーニング
- 基本動作の練習
- 腕や上半身を含む全身を使い、一歩ごとに強い力を込めて前進する練習を行う。
- 上に高くジャンプする練習で、力を大きく使う感覚を養う。
- ドリル形式のトレーニング
- 片足ケンケン: 一歩のパワーを大きくするためのエンジンとして、片足で力強く進む。
- リレー形式のダッシュ: スタート時に体をマットに沈み込ませてから飛び出す(1, 2, 3のリズムで力を溜める)。レース形式で実践的な動きを練習し、ルール(線上でタッチする等)を守ることも重視する。
- 回転ドリル: タッチした瞬間に回転するなど、バランス能力を養いながら走る。
- 猿歩き: 四つん這いで進み、全身協調を促す。
- トレーニングの比喩
- 階段の一段飛ばし: 一段飛ばしで駆け上がるときのように、体をグイッと前方へ運び、素早く力強い動きを再現するイメージを持つ。
- 体重計の針を大きく動かす: 一歩ごとに体重計の針が大きく振れるイメージで、地面にしっかり力を加えることを意識する。
📚 ポイント
- 腕や体全体の重さを活用して地面へ力を伝え、一歩一歩を力強くすることを意識する。
- ストライドは足を伸ばして広げるのではなく、地面を強く蹴った結果としてストライドが広がる感覚で走る。
- 自分の苦手な動き(例:右足のケンケン)を把握し、意識して練習する。
- 階段の一段飛ばしダッシュのように、大きく速く動かしながら、爆発的に力を出す動きを練習しましょう。
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